ジェニファーテイラー工場訪問

品質へのこだわり

私がはじめてジェニファーテイラーの工場を訪れたのは１５年くらい前だったと思います。

今ではハイテク産業で大都会になった中国・杭州ですが、当時はお茶が有名なのどかな所でした。

そんな町の中にあるジェニファーテイラーの工場では、スツールやベンチなどの小家具からカルトナージュやクッションの中材、小さなタッセルに至るまでジェニファーテイラーの製品の全てが作られていました。

Quality Control

その当時から、アメリカやヨーロッパ向けにソファーを大量に生産する現在に至ってもほとんど外注しないのは、クオリティ・コントロールの為です。
ジェニファーテイラーの品質へのこだわりを感じました。

そして帰りにはお土産に名産のお茶を戴きました 
※クオリティコントロール＝品質管理

工場の様子

私は今までにジェニファーテイラーの工場を何度となく訪れています。

訪問理由はデザイナーとの新作の打ち合わせや生産ラインの責任者とのクオリティコントロールについての意見交換、そしてオーナー、マネージャーとのマネージメントに関するちょっとハードなディスカッションなど様々です。

もちろん毎回工場を見学させていただきます。

１点１点心を込めて

はじめて訪問した時から、すごく大きくなった倉庫と工場。

何百種類もの生地の反物のストックは圧巻です。

隅々まで清潔に清掃された工房では職人が手作業で１点１点心を込めて製作しています。

職人気質

手作業でタッセルを作る人、クッションにタッセルをミシンで縫製する人。カルトナージュを組み立て、布を貼り付ける人。ソファーの木型を作る人、ネイルヘッドでソファーにカバーリングを施す人…

みなさんの真剣な眼差しからは、プライドを持って仕事をされているのがひしひしと伝わり、毎回、職人気質に感動を覚えます。